楽しいジョギング教室編  3日目

 
  大阪教育大学市民講座にて
 
 本日も、2部構成。
 

 2グループに分かれて本日は先週と逆で、前半は心拍計トレーニングで後半は、ストレッチポール、ジムボールを使ったエクササイズです。


<1部>心拍計トレーニング


 本日の心拍計トレーニングは、走る速度と心拍数の関係を測定します。


 走る速度(m/分)を横軸にして縦軸に心拍数(拍/分)をとります。走る速度を変えて800mを走り、そのタイムとトラック2周走った時の平均心拍数を測定します。

 今日は安静時が
6062と高目です。夕方の5時ですが外気温は37℃と暑いからでしょうか?それともバイオリズムのせい?まあいいか。
 
 かるくストレッチを行ってトラックを一周ジョックして準備完了。「とてもゆっくり」と「普通」と「やや速く」の3段階のスピードで測定します。   

             
           
 「とてもゆっくり」ペースのスタート


 この時に注意したいのは、ペースを変えないことと2周走っている間に心拍数が安定することです。ですから目標タイムに追いつこうと最後に追い込みをかけたり、あんまりスピードを上げて走ると2周走り終えても心拍数は上昇の途中であっては正確な測定ができません。            
               
               
「やや速い」ペースのフィニッシュ
 結果をグラフにしてみました。この回帰直線が右下へ行くほど「速く走れる心臓の持ち主」と言うことになり、練習を重ねればそうなるはずです。

 この関係を頭に入れておくと本当に便利です。知らないロードを走っても自分の走っているペースがどれくらいか心拍計の値を見ればすぐに分かるので、特にゆっくり走る事ができない人に心拍計とこの関係を掴んでおくことをおすすめします。

   
 この値が自分の今の実力なので今後、老化を練習によっていかに止められるか、またはタイムマシーンのように時間をさかのぼって若返れるか?楽しみでもあります。

 2部

 後半のジムボールとストレッチポールを使ったストレッチとインナーマッスル強化のトレーニングを行いました。
 人数が多いため2班に分かれて、最初はストレッチポールを使ったストレッチです。

 こちらは、先週と同じ種目をこなしました。また背中がストレッチされ、床に吸い付くようになったのですが、これをやる前は、先週とおなじく点で地面に接していた自分の背中を思い、「一週間に一回じゃだめだわな。」とストレッチポール購入を心に決めた自分でした。
 

 特に自分的にはストレッチポールは感動ものでした。とくにあの背中が地面に吸い付く感じはマッサージ後の快感が得られます。ジムボールは、家が大きくないと邪魔にされてしまいます。いちいち膨らすのも面倒。でもちゃんと使っていくとインナーマッスルの強化だけでなく、バランス感覚や手と足の動きの調和などタイミングの感覚を研ぎ澄ますことができるので、やはりどちらも継続していくといいと思います。

(おまけ)
 

 講義の終了後、一人残って構内をジョギングしたのですが、その途中トイレに寄ったとき講習会を手伝ってくれている大学院生の檀上君と話す機会がありました。

 来週のコンコーニテストでは彼がペースメーカーになってくれるのですが先生からは、15秒/100m位までは速くなるのでしっかりペースを作るように言われているのだそうです。
 

 でも彼は故障して授業も忙しく、最近、練習ができていなく、ペースメークできるかちょっと不安と言った感じで話してくれました。

 んー、彼なりに苦労してんだな−、大学の授業も忙しいんだろうな−。などと思いながら「大変だね。」と言うと、「いえ、大丈夫ですよ。走るのが楽しいですから」と、ニッコリ笑いながらかけていった。なんかイイナ−と感じた私でした。
since 2004.08
copyright(c) 2004-2005 tanoshii-jogging gakkou All rights reserved