2004.11.7にあっとランナーズ主催の鈴木彰先生が行った、ビギナーズクリニックに参加しました。

この企画は今日で5回目ですが横浜の根岸森林公園で行うのは初めてです。自分は滋賀県在住ですが、11/6の夕方に高校の同窓会(自分は横浜出身なんですね)に出席するため横浜に来ておりまして関東地区限定?の鈴木先生の講習会に参加できるチャンスが得られたということです。

このクリニックは駒沢公園を中心に行っていましたが今回は何故か知りませんが根岸公園での開催ということで横浜市のランナー中止に60名弱の参加がありました。

参加者は男女ほぼ同数で20歳代から60歳代まで幅広い構成です。

参加申し込みを行ったときにこの講習会の写真撮影と拙者HPに掲載を快くOKして頂いた鈴木先生を思わず燃写。(eAtheletesの旗の影になってすみませんでした。)

 

ということで、ばっちり本日の内容を紹介させてもらいます。

 まず本日の内容は、

 1.ストレッチ
 2.ウォーミングアップ
 3.ランイングフォ−ムの基礎
 4.LSD
 
 とういう内容です。

 まずは、鈴木先生の本講習会の変遷の話ですが、6年前ほどは全然こういう講習会を行っても人が集まらなかったらしいです。4,5年前から多くなって特に女性の参加率の増加が目立つということです。

 その理由は高橋尚子、野口みずきなどのオリンピックでの活躍が大きく寄与しているということで自分と鈴木先生の意見は一致していましたが、いや長谷川りえの効果も捨てがたいと鈴木先生がいうので「へ?」と私はわからなくなり長谷川さんて誰ですか?と質問。

 長谷川りえさんは3時間15分でフルを走れるtopモデルで今、若い女性の大きな支持を受けている人だそうで、いわばトレンディーなひとがマラソンやってる、じゃ私も・・・的な感じで女性のランナーが増えているというのです。

 知らなかった・・・。自分的には85ヘーくらいの衝撃と新鮮な情報でしてちょっとおりこうになった感じです。

 
 本番でまず

1. ストレッチ

 ストレッチなんてわかってるよ。なーんて言っている人が結構いるんじゃないですか?これも基本を理解してやるとやらないでは、大きな違いが出てきます。


   
   
 ももの付け根のストレッチ             肩と股関節のストレッチ              背中のストレッチ

 ここでは各ストレッチの効果をわかりやすく指導してもらいました。真ん中の白いシャツの人が鈴木彰先生です。

 ストレッチの心構えとしては、柔軟体操ではない事。どこまで伸ばさなければ意味が無いというものではないということ。今までの自分より、少しでも伸びればそれでOKとするというものです。

 各ストレッチで自分にいいな、ここが足りなかったなと思う部分のストレッチを練習前に4〜5種類、レース前には7〜8種類自分で決めておくと良いとアドバイスを受けました。

 ストレッチの時間と回数は15秒/回×3回という感じで、しっかり同じ筋肉部分のストレッチを行います。なかなかこういうところに時間を掛けず、すぐに走り出してしまうランナーが多いと嘆いておられました。


 このストレッチで今日の一押しは背中のストレッチ。別に方法がいいというわけではなく、背中の筋肉が疲労したり、固くなっているとそうなるかというと、肺が広がらないそうです。特に30km過ぎの選手で息苦しくなったという人は、背中の筋肉の疲労が来て、固くなったために肺が広がらなくなって呼吸ができなくなるそうです。

 ですから、走る前、レース前の背中の筋肉のストレッチは非常に大事ということです。これで「楽しいジョギング教室で肩甲骨のストレッチや柔軟体操を執拗に取り入れていたことがよくわかりました。
 


2.ウォーミングアップ

 ウォーミングアップとは字のとおり、身体を温めることをいいます。

 練習前にウォーミングアップをたっぷり時間を取ることは難しいかもしれませんがレース前だけは、行って欲しいもです。

 今回、教わったことは、ゆっくり15分くらいかけて始めは歩行から徐々に走って身体を温めることです。できればレース直前15分前からゆっくり走り始めるのが良いというものです。温まった状態でレースに臨み、体調をスムーズにレースへ以降するとともにケガなどの予防になります。


3.ランニングフォーム

 <ポイント>
 ・腕は、90度に曲げて軽く握った手が腰骨より後に通過するように肩甲骨を動かして腕を引く。
 ・脚は太ももを地面と平行になるまで高く上げて股関節を動かしながらストライドを伸ばす。膝から下を動かしてストラ  イドを伸ばそうとしない。

 ランニングフォームは直そうと思っても簡単には直りません。その2つの理由は
 1)筋肉が出来ていないので、正しいフォームで走っても持続できない。
 2)自分の走っている姿が見れないのでチェックできない。自分の今の姿でどこがどう悪いのかイメージできない。

 ということです。

 楽しいジョギング教室でも、ランニングフォームチェックは行って頂きましたが、その対策がやっぱり筋力トレーニングでした。

 このクリニックで教えてもらった対策は
・筋力トレーニング。
・ビデオで自分のフォームを見る。
・このクリニックで学んだ基礎のフォームを常に意識して走る。
というものです。

   
    
腕を90°に曲げてキッチリと後にまっすぐ引くんです、っと鈴木先生。

    
    
脚のフォームはももを高く上げて体重を前に掛けて上げた足が自然に地面につくよう体重移動します。

 
  
腕と脚を合わせて皆で歩くようにフォームをチェックしてみます。

 
最後に習ったフォームで高さが15cm位の黄色いバーの上を走る練習をしました。これに引っかかるようではまだ脚の上げ方が足りないというチェックに使うのですが、意識しすぎて障害物競走みたいになっちゃうんですよね。鈴木先生のように自然に走り抜けられる人は45人位の生徒の中で2,3人でした。自分もハードルを越えているような意識になってしまいました。^^;
 
写真をクリックでズームUPします。


第二部は4グループに分かれて約60分を6分/kmペースでゆっくり走りました。ま、そこから鈴木先生から教わったフォームチェックをしながら走ったわけです。

このビギナーズクリニックは、名前はビギナーズですが、結構昔からはしっているな、ってわかる人も参加しているかと思えば、え?そんな普段着で走るの?っていう人もいて、本当にバラエティに富んだ参加者のみなさんでしたが、ランニングの基本中の基本を学ぶいい機会だと思います。
 

 特に、自分のような我流で走っている人間には一回参加される事をオススメします。

ビギナーズクリニックは、ウォーミングアップ・ストレッチング・動き作りのドリル・ウィンドスプリントなどの基礎の基礎と、走力に応じたLSDなどの基本練習を徹底的に反復して行きます

http://www.runner.ne.jp/mc_mission.htm#MISSION011

 
その他にもレースペースランやいっしょにレースを参加しよう。とか色々なイベントを参加量1000円で募集しています。1000円でこんなにためになるんだから、絶対お得です。

 イベントが終わっても個人的な質問に答えて入らした鈴木先生、西城先生有難うございました。。

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