これは林成之という外科医の先生が作った造語です。
まえから読みたかった本で漸く、今読んでいます。かなりおもしろい内容です。
例えば、なぜプロ野球選手は150キロもの剛速球を打てるのか?投手が投げて
ホームまで到達するのに0.4秒。見てバットを触れと命じるまでに0.3秒、
振るのに0.2秒かかるので0.5秒もたってしまい振り遅れるのが当たり前。
とか、なぜプロのゴルファーはパットをいれることができるのか?または、
なぜ素人は外してしまうのか?
これらは全て自分のイメージ力によるというのです。ちゃんとボールを打って
ホームランを打った自分を想像(または記憶)している人、ちゃんとゴルフボー
ルを打って間違いない転がり方をイメージとして、打つ直前に引き出せる人が打
てるというのです。
これはおもしろいことですね。自分のこころは技術的、身体能力的なものより
も実はこころの持ちように左右されるのだというのです。意識、こころ、記憶と
いうのは海馬回で司られていて実は先に言ったイメージを作り出すために連動す
るものだそうです。記憶はやっぱり成功体験ですね、それからこころはそうした
い、そうなりたいと思う気持ち、意識は当然そういう勝負をするんだという状況
を把握している場合には働かなければいけないものです。
こういう「こころ」のありようを医学的に大事なものと解説する本は珍しいと
思います。モチベーションなどと似ている概念ですがそれともちょっとニュアン
スが違うかな。
まだ読み初めなので、これからもっとよんで気付いた点をまたここで紹介した
いと思います。
ちゅーことで、今日は、朝に6kmほど会社から外に走って昼休みは会社内で
タイムトライアルを行いました。来週4日に駅伝があるので、そのコース1.
25kmを走りました。結果は4分26秒と去年より10秒遅かった。
今までのマラソン、インターバルの実績から予想できていたタイムですね。
うーん、もうちょっと頑張って、本番の4日は4月の霞ヶ浦に向けていい調整に
したいと思います。
明日は、朝夕とゆっくりランです。それでは、また。
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