ヒンドゥー語で「ありがとう」とは言わないのよね。
ヒンドゥー語で「ありがとう」は「ダンネワール」です。でもこの
言葉は飛行機の中のアナウンス以外、聞いたことがないっと
言って良いほど、滅多に使いません。
これはどうして?って二人のインド人(一人は泣き虫君)に同
時に聞いてみました。結論は英語に慣れ親しんだためサンキ
ューを代わりとして使うことが慣例化されたというのです。
初めはそれを聞いて納得しませんでした。なぜありがとうだけ
英語なんだ?ってね。でもそういえば、電話で最初に言う言葉
は、決まってハローです。たとえ相手が誰であろうと、ハローで
す。その後、相手を見て英語で話し始めたり、ヒンドゥー語で話
したりするのです。
彼らに言わせると20年前からこの傾向にあるそうです。今で
はほとんどの学校が英語で授業をして居るそうで、子供たちは
数の数え方もヒンドゥー語でできない子が増えているそうです。
子供将来のことを考えて親は英語で授業をする学校に入れた
がり、その結果、ヒンドゥー語で教育する学校が増えているの
だそうです。
また、数学や科学の本はほとんどが英語で書かれていてヒン
ドゥー語での科学の理解は、環境的に言って難しいそうです。
聞いてみると確かにヒンドゥー語で書かれた数学とか物理の
本って想像付かないです。ましてや図面や部品のスペック書
なんかがヒンディーで書かれていたら、なんだかおかしいです。
また、別の理由としては、インドは20近くの言語があり、ほぼ
各州で母州語がことなるのです。その地方では「ありがとう」と
いう言葉をそれぞれの母州語で結構よく使います。ですので、
他州の人と話すときなどに共通語として’サンキュー’を使うん
です。
単純に訳した言葉を全て使っていたら、相手にとってはもの
すごく違和感を感じる一つの例でしょう。
ちゅーことで、今朝も社宅の周りを14kmです。今朝は意識し
て、今何周目とか、今回の1kmは何分で走ったとか考えないで
他の事を考えながら、自然に走ることにしました。
自然にとは意識して速く走ろうとしないということです。そうす
ると遅く走っちゃうことになるのですが、気持ちとしては楽にな
って、まだ2kmか、とか、あとまだ8kmもあるって思わなくな
るのです。
いつのまにか、もう6kmか。あと、もう3kmしかないのか・・・
ってね。こういうJOGの楽しみ方が一つのいいリラクゼーション
に繋がるのかもね。
結局、今日は81分と最高に遅かったけど、最高に楽チンで
した。当たり前か。
明日はできればLSDと行きたいです。それでは、また。
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